2018年03月13日
悪徳訪問販売業界の真実(その19)
3、松山市での営業
それから一週間ほど過ぎたある日
営業所から高速道路で
2時間弱の松山市へ
営業に行きました
5階建ての住宅団地に営業部員
4人で分散して入りました
僕は1号棟が終わり、
2号棟へ行向かいました
普通は1階から上階に
訪問するのですがこの日は
5階から下へ訪問しました
そして3階の階段から3つ目の
部屋のチャイムを押した時です
ドアを開けて出てきたのは
人相の悪い50~60代の
おばさんでした
いきなり大声で何やら
わめきながら先程も変なのが
来たけどもお前ら何者なのだ
と言いながら無理やり腕を掴んで
部屋のなかに引っ張り込まれました
奥の部屋を見ると刺青の男たちが
4人麻雀をやっていました
男たちは終始無言で麻雀に夢中で
こちらを見向きもしませんでした
このキチガイおばさんだけは
終始大声を上げ同じことを何度も
繰り返して僕等の営業について
文句をつけていました
話がだんだん怪しくなってきて、
ついに社長をここに呼べ
ということになりました
社長は東京にいるし、とても
呼べる状況でもないので
その旨を説明したら本社に
電話しろと言いだしました
携帯で電話するので一旦外へ
出させてもらいました
そこで僕は芝居をうち、
いま社長は出張していて
会社にいないと伝えました
するとさらに怒鳴りだし
約1時間床に
正座をさせられました
このキチガイおばさんが言うには
「ここの団地の1~3棟は
私が取り仕切っているから
私の許可なしにはみだりに
立ち入りできない」と
言っていました。
こいつら何者なのかと思いながら
いつになったら解放して
くれるのか気になりました
その後なんとか開放されましたが
後でこの団地の住民の一人に
その件で聞いたら
この棟にはXXXXが入っており
みんな避けていると言っていました
この日はこんな事も有り1件も
契約もできずに午後3時で
仕事終えて帰ってきました
次回は
「4、徳島県鳴門市での営業」を
紹介します